BPAフリー商品まとめ

哺乳瓶、水筒、弁当箱など、ビスフェノールA(BPA)を使用しない(BPA free)商品を紹介しています。

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BPAフリー表示と消費者の選択

      2015/04/19

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アメリカではBPAフリーの表示がついたプラスチック製品が多く出回っていますが、日本ではBPAフリーの素材を使っていても積極的に表示はしていないようです。アリババなんかをのぞいていると、中国のメーカーはBPAフリーを積極的にアピールしている所も多く、欧米各国からBPAフリーの商品を依頼する企業が増えてきているのだということが良くわかります。日本においては、BPAフリーが必要かどうかは議論が続いているところですが、今後、食品や飲料メーカーやプラスチック製品メーカーがどのような動きをしていくのか注目しています。

BPAフリーの世界の動きと日本の動き

フランスでは今年2015年の1月よりBPAの使用が禁止となりました。現在、BPAが含まれる製品を禁止している国はカナダ、中国、EU加盟国となっています。また、アメリカでは、人間に対する危険性がどのくらいあるのかが不確かであるとしながらも、BPAを含む商品を使用しないよう警告がでており、胎児や子供を持つ親は、BPAフリーと表示があるものを購入するようになっています。
日本では、厚生労働省が健康影響評価を依頼するものの、禁止や警告には至っていません。生協などの団体ではトマト缶などのBPA含有量を確認している所もありますが、BPAフリーの表示がある食品やプラスチック製品を見つけるのは、まだまだ難しいのが現状です。

アメリカの BPAフリーパッケージプログラム

アメリカでは消費者の不安に応えるため、Oregon Environmental Council (OEC) がBPAフリーパッケージのラベルとガイダンスを作っています。このプログラムはBPAフリーを証明するもので、基準を満たすとプラスチック製品や缶を取り扱う食品や飲料会社ではBPAフリーのマークを商品に付ける事ができます。統一されたマークを付ける事によって、消費者にとってはBPAフリー商品を探しやすくなり、メーカーはBPAフリーを販売戦略の一つとすることができます。また、小売り業者は商品がBPAフリーに対応しているかどうかの問い合わせなどに対応しやすくなるという利点があります。そのため、BPAフリーの表示を付けた商品はここ数年でとても多く見られるようになりました。

選択できる社会へ
ほんの10年ほど前、アメリカのスーパーでは「ビーガン」(動物性食材を含まない)や「グルテンフリー」(グルテンを含まない)といった表示をあまり見かけませんでした。ですが、ここのところこのような表示を付けた商品がスーパーには豊富にあり、消費者の嗜好の多様性を感じます。病気や体調不良が原因で「ビーガン」や「グルテンフリー」を選択している人も、味や形状やパッケージを選びたいのですから、商品を「選択」できる環境になってきているのはとても良いことです。BPAフリーの商品についても、気にしている人もいれば、全く気にしない人もいます。でも、同じような品質や値段であれば、BPAフリーかどうか分からないものよりも、表示のあるものを「選択」したいという消費者は増えてきている現状に、メーカーや小売業者は対応し始めてきています。

日本の今後は?
BPAフリーに関する調査では人間に対する影響が不確かであるとされるため、日本は残念ながら重大な結果が出ない限り、厚生労働省がBPAの商品を禁止するという方向には舵を切らない模様です。でも、小さい子供がいる家庭ではできるだけ安全側に寄った選択をしたいのではないでしょうか。BPAフリーの商品が増えることで、選択する環境が整ってくることはとても重要なことですので、自主的にBPAフリーを取り入れるメーカーが増えてくれることを願いたいと思います。

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